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このサイトでは、東京学芸大学「国際算数数学授業研究プロジェクト」
(2011-2022)の研究成果をご覧いただけます。

計算の仕方を工夫しよう

タイトル 計算の仕方を工夫しよう
学習指導案
(PDF)
通しビデオ
(授業)
動画
1
著者 小池 孝二
授業日 2012年06月28日
学校名 昭和町立押原小学校
指導者 小池 孝二
対象学年 小学校3年生(9 years old)
教科 算数
概要 本時で扱う減法の暗算は,前時で行っている加法の暗算のしかたを想起しながら取り組むことができる。計算のきまりを根拠に数を分解したり,およその数を用いたりしながら暗算のしかたを考えていくことになる。前時での学習を十分に生かして取り組むことができる。よって,本時では,特に式や図,言葉を用いて暗算のしかた表すことで,暗算のしかたをわかりやすく整理していくことに重点を置く。その過程では,友だちの考えを解釈し,自分の考えと比べ共通点や相違点を見出す活動が必要となる。全体検討の中で,式をよむ活動や言葉での表現を式に表す活動を進んで取り入れていきたい。そして,自分の考えを見直し,より能率的な暗算のしかた(より速く,より簡単に)をみつけさせていきたい。

本時の目標
・計算のきまりを用いて,2位数どうしの減法の暗算の仕方を工夫して考え,説明することができる。

(指導案抜粋)

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導入・問題提示 先生は□-28を提示する。□の入れる数について、89、53、68の中からどれが計算しやすいか、計算しづらいか、またはその理由を問う。□が53の場合、繰り下がりがあるので計算が煩わしいことを共有し、問題を提示する。 「53-28の暗算のしかたを考えよう」 (7:09) 動画
問題解決 児童は問題解決に取り組み、先生は机間巡視をする。 (1:55) 動画
話し合い:アルゴリズムを用いて 繰り下がりの計算をした児童を指名し、頭の中で筆算をしていることを全体で共有する。 (3:21) 動画
話し合い:28を分解する 数を分解した児童を指名する。他の児童が28を使っていないことに気づき、教師はわかりやすい表現として式にできないか問う。そして、28を20と5と3に分解していることを見出す。 (4:28) 動画
話し合い:理にかなっていますか 3-8の代わりに8-3をし児童を指名する。53-28では答えがあっていることを確認し、他の数値で同じ方法を行うと答えが異なることを示す。 (5:46) 動画
話し合い:引き算の特性 引き算のきまりを活かした児童を指名する。これまでの学習を振り返りながらその方法について考える。 (4:39) 動画
まとめ 先生は、このような暗算がどのような場面で使えるか問う。買い物の場面で暗算が活かせることを全体で共有する。最後に学習感想を書かせる。 (4:10) 動画