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「次世代のための算数数学教育への提言〜なにを,どう学ぶべきか〜」 を開催しました <平成27年10月18日(日)>

2015年10月18日

「次世代のための算数数学教育への提言〜なにを,どう学ぶべきか〜」- Essential Mathematics for the next generation -What and how students should learn-を開催しました

 東京学芸大学は,平成27年度より文部科学省特別経費(プロジェクト分) 「日本における次世代対応型教育モデルの研究開発」をスタートさせました.この事業は,次世代の学校教育で育成すべき資質・能力を調査・研究を通じて明らかにし,OECDのEducation2030及び文部科学省の新学習指導要領の改訂に貢献すべく,新たな教育モデルを開発することを達成目標にしています.他方,東京学芸大学数学科教育学分野では,平成23年度より,文部科学省特別経費(プロジェクト分)「国際算数・数学授業改善のための自己向上機能を備えた教員養成システム開発(通称;Project IMPULS)」を進め,よりよい算数数学教育とその教師教育にむけた取り組みを行ってきました.本シンポジウムは,東京学芸大学次世代教育推進機構の共催のもと,Project IMPULSにおいて長年の研究協力関係にあり世界の算数数学教育をリードしているアメリカ,イギリス,そしてわが国の数学者・数学教育研究者が会し,次世代の数学教育やそのための教師教育について提言し国際発信することを目的とした,国際シンポジウムです.

 シンポジウム当日は,具体的に,①算数数学教育で何を学ぶべきか,②算数数学教育でどう学ぶべきか,③算数数学科の教師教育と職能開発の3つセッションで構成されました.各セッションでは,Project IMPULSの国外支援委員であるTad渡辺氏がモデレーターとなり,日米英の登壇者による提案発表と,それに対してのパネルディスカッション,質疑応答がなされました.その結果,これからの算数数学教育では,算数数学の内容についての知識習得だけではなく,数学的プラクティスに代表されるようなプロセス能力の育成を重視する必要があること,またそのために両者を別々ではなく組み合わせて学ばせる必要があること,さらに,そのような学習を実現することができる教師を育成するためには,授業研究が不可欠であることが各登壇者により共通に提言されるに至りました.これは,文部科学省特別経費(プロジェクト分) 「日本における次世代対応型教育モデルの研究開発」のねらいとしている,『新たな教育モデル2030』にむけた,今後必要となる資質・能力を子供たちに育むための新たな教育モデルを開発するうえで,非常に有益な提言であったといえます.2030年に向けた教育の在り方をOECD加盟国に提案するためにも,また,新たに改訂される新学習指導要領を見据え,今後育成すべき資質・能力の視点から我が国のカリキュラムを構築するためにも,極めて重要な議論を展開することができました.

★参加者実績: 215 名

内訳:小学校教員34名,中学校教員15名,高等学校教員29名,大学教員45名,大学生・院生65名,一般企業24名,都道府県教育委員会3名

 

★当日使用したプレゼンテーションファイルを、下記のIMPULSのウェブサイトに掲載してあります。ぜひご活用ください!

 
 

 

東京学芸大学 国際算数数学授業研究プロジェクト

Email:info@impuls-tgu.org

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